原題::I Am Legend
公開日:2007/12/14/アメリカ
上映時間:100 分
おすすめ度 | 4 |
マニアック度 | 2 |
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2012 年、廃墟と化したニューヨーク。元米国陸軍中佐であり科学者のロバート・ネビルは、3 年もの間愛犬サムと共に、インパラを狩り、公園でトウモロコシを収穫する生活を送り、生存者を求めてメッセージを発信し続けていた。ネビルはウイルス感染に生き残った、ニューヨークでたった 1 人の生存者であった。
スタッフ・キャスト
監督 | フランシス・ローレンス |
脚本 | マーク・プロトセヴィッチ |
原作 | リチャード・マシスン『地球最後の男』 |
役名 | 役者名 | 日本語吹き替え |
ロバート・ネビル | ウィル・スミス | 山寺宏一 |
アナ | アリシー・ブラガ | 斎藤恵理 |
イーサン | チャーリー・ターハン | 小林由美子 |
ゾーイ・ネビル | サリー・リチャードソン | 八十川真由野 |
マーリー・ネビル | ウィロー・スミス | 中司ゆう花 |
レビュー
ホラーのようにみえてホラー要素は薄く、アクションでもない。ワンコが可愛い映画。この映画の魅力の 50%はワンコといっても良い程ワンコが最高。
たった自分と愛犬だけの世界で、マネキンと会話してしまうほど精神的に追い詰められている主人公だが、ワクチンの開発は諦めない。それが自分に残された最後の生存理由なのだからだろう。
原作と比べるとだいぶアレンジが加わっており、別物に近い。原作での重要な要素「価値観の逆転」の描写が非常に薄く隠されている。主人公が執念に囚われてるせいで気付かず進んでしまっているが、作中にヒントとなる要素がいくつも描写されており、そこに主人公が気付くルートが DVD 特典である「別エンディング版」となる。
通常版、別エンディング版の両方を以てこの作品の真意が解るのかもしれない。